肩こりの原因はケイ素不足?
若い頃、まったく肩こりを知らない人でも、いつの間にか肩が凝るようになることがあります。
現代の生活スタイルや加齢による筋力の減少がその一因となっています。
しかし、もう一つ見逃せない要因があります。
それはケイ素不足。
ケイ素は、私たちの体に重要なミネラルであり、年齢とともに減少していきます。
ケイ素が不足すると起こる体内の症状
20歳の頃には大動脈中に含まれるケイ素の量は、40歳になると半分以下にまで減少します。
なぜ肩こりが起こるのでしょうか?
ケイ素の不足によって、血行が悪化し、新陳代謝が低下します。
結果として筋肉は硬直し、肩こりが発生します。
しかし、ケイ素を豊富に摂取すると、血行が改善し、筋肉に必要な酸素と栄養素が供給され、筋肉はより柔軟になります。
同時に、老廃物がスムーズに排出され、肩こりの緩和に寄与します。
さらに、腰痛やひざ痛などの関節の不具合にも良い影響を及ぼす可能性があります。
イオンにも影響を与えるケイ素
ケイ素は体内の水分に含まれるイオン交換にも関与します。
イオンは細胞の浸透性を調整し、筋肉細胞や神経細胞の正常な機能に不可欠な役割を果たしています。
イオンにはプラスとマイナスの電荷があり、そのバランスが崩れると体内のイオン交換が滞り、細胞内に水分がたまり、水太りやむくみの原因となります。
むくみは、イオン交換の不調が一因となります。
不要な物質を排出するデトックス作用が弱まると、代謝が低下します。
NASAが選択したカルシウム補給源
NASAは宇宙飛行士が長期間宇宙空間で滞在する際、筋力低下だけでなく、ミネラル(特にカルシウム)の吸収が阻害され、骨粗しょう症に悩まされる可能性を懸念しました。
その結果、モンモリロナイトというケイ素を含む火山性粘土が、最も効率的なカルシウム補給源として選ばれました。
モンモリロナイトとは
鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種で粘土鉱物のひとつ。
世界各地で見ることができ、日本では新潟県、山形県、群馬県などで良質なモンモリロナイトが産出されている。
腰痛、肩こり、美容などでも効果が確認され、経口摂取可能な水溶性ケイ素が注目を浴びました。
さらに、ケイ素は体内の悪臭成分であるインドール濃度を低下させ、体臭や加齢臭の改善にも寄与する可能性があります。
デトックス効果のあるケイ素
ケイ素を経口摂取することで、体の毒素を排出し、体内のイオン交換がスムーズになり、肩こりやむくみの緩和に期待ができます。
これらの証拠から、ケイ素はデトックス効果を持つ重要な栄養素であると言えるでしょう。
ますますその可能性を探求し、健康に貢献する道が広がっています。